いま世界で一番勢いのある?ストロボメーカーGODOXは自社ブランドとしてだけでなく色々なメーカーのOEM(他社ブランドの製品を代わりに生産すること)をしています。
今回はそんなGODOXが協力しているカメラ関係のメーカーさんをご紹介します。
先に結論を言ってしまうと、GODOXのストロボ製品と形が同じものは名前やロゴが変わるだけで基本的にはすべてGODOX製品と同じ製品です。なので各社の製品を混ぜて使用してもなんの問題もなく使用できますのでブランド名に拘らない人は他社ブランドのGODOX製品を購入しても大丈夫です。
※もしかしたら例外があるかもしれませんので自己責任でお願いいたします
① TOKISTAR
写真引用元:株式会社ワイドトレード
TOKISTARは株式会社ワイドトレードさんが展開するライティングサポート製品のブランドです。ストロボからLED・ライトスタンドなどなど色々な製品があります。
その中でもストロボ製品に関してはモノブロックストロボ以外のバッテリー型ストロボやクリップオンストロボは(ほぼ?)全てGODOXがOEMした製品を販売されているようです。
ワイドトレードさんは身近なところでは楽天市場にて製品を販売しており、セールなどもよくやっているので要チェックです!
② Flashpoint
写真引用元:ADORAMA
写真好きの方である一定のレベルを超した(沼にハマった)方ほぼ全員が知っている写真・映像機材の海外通販サイトB&H。それと同じくニューヨークにある有名ショップAdorama Cameraのプライベートブランドです。Flashpointは徹底的にGODOXと名前を変えており下記のようになっています。
GODOXで言うAD200 (Pro)⇒FlashpointだとeVOLV 200 (Pro)
GODOXで言うAD400Pro、AD600Pro⇒FlashpointだとXPLOR 400 Pro、XPLOR 600 Pro
GODOXで言うX1T、X2T、XPro⇒FlashpointだとR2、R2 MarkⅡ、R2 Pro
GODOXで言うV1やその他クリップオンストロボ⇒FlashpointだとZoom Li-on X R2、クリップオンはZoom Li-on R2 〇〇
ただ、すべてGODOX製品のロゴを変えただけというだけではなく、R2 Pro MarkII(Xproの改良版ですが現状販売なし)のようにGODOXで販売していないAdoramaだけで販売しているものもあり、GODOX OEMに力を入れていることがわかりますよね!気になる方はチェックして見てください。
③ PiXAPRO
写真引用元:Essential Photo
PiXAPROはイギリスのオールドベリーにある映像・写真業界のプロ向けスタジオ機材専門店Essential Photoのプライベートブランドです。
GODOX AD200はPixapro版だとPIKA200というなかなかかわいい名前になって売っているので名前ウケしたい人は買ってみるのもいいかも?笑
このショップでは”GODOX vs PiXAPRO, what’s the difference?(GODOXとPiXAPRO、何が違うの?)”と題してしっかりとPiXAPROがGODOX OEMということを謳っています。
結論、「製品は同じだけどサポートも保証も国内でできるっていう点が違うんだ。安心して買ってくれ!」ということが書いてありました。(ざっくり訳)
④ Strobepro
写真引用元:Strobepro
Strobeproはカナダのアルバータにあるスタジオ機材専門店です。
ここではAD200はX200という名前で売られているみたいですね。ただ、AD200 Proだけはそのままの名前で売られておりどういう意図かはわかりません。
ここでもしっかりと「ストロボはほとんど中国製だぜ!」(ざっくり訳)と書いてあります。
⑤ Neewer
写真引用元:NEEWER
Neewerは皆さんご存知の中国の撮影機材メーカーさんです。基本は電子機器というよりライトスタンドやソフトボックスなど物理的なアクセサリを作っているイメージですがAD200やGODOXのクリップオンストロボなどの販売もしています。
GODOXより若干安めに値段設定がされているのはブランドイメージからでしょうか(笑)。たまにGODOXの半額くらいでセールをされていることもあるのでブランド名を気にされない方はNEEWERブランドのGODOX製品は狙い目ですよ。
⑥ え、Broncolorも!?
カメラマンなら憧れの言わずと知れたスイスの高級ストロボメーカーのBroncolor。
BroncolorのワイヤレストランスミッターのRFS2.2がこちら。
写真引用元:broncolor
どこかで見たことありませんか?この形・・・。そう!X1Tですね!
もちろん公には特に書いてあるものを見かけたことはないですが完全にGODOXがRFS2.2送信機を作っているはずです。
ただし、GODOXのX1Tは絶対値で光量を調整しますが(1/16+0.3など)Broncolorでは現状の光量に対しての相対値(現状から-0.2など)で調整しますので中身はオリジナルもしくは専用品として製造されているようです。
私自身はそもそもGODOXはBroncolorの下請けメーカーでそこから発展していったのでは?と睨んでいますw。最近のAD400ProやAD600Proはどう見てもBroncolorのSIROSを意識・模倣して作られていると思いますし、あながち間違いではないのではないでしょうか。もちろん憶測の域を出ませんが。笑
まとめ
様々な国でGODOXのOEM製品が販売されていますね!ロゴだけ変えて販売していると聞くと、なんだかいやらしい販売方法だと思われる方もいらっしゃると思いますが、その分しっかりと国内でのサポート・保証をしてくれるという点で購入者側にとってもメリットのあることです。
もちろん他にもGODOX OEMのメーカーがあるかもしれません。発見した方は教えてくださいね!
GODOXという有名になりすぎたブランド名が嫌になった方・他の人とは違うものを使いたい!というは是非、各国のGODOX OEM製品を購入してみてはいかがでしょうか。
(※技適やPSE、電圧など諸々注意していただき自己責任でご購入ください)