カメラマンが撮影機材を考察するブログ。
本日もライティング編と言うことでStudioReiwaさんで執筆させて頂ける事になりました。
今回撮考していくアクセサリーは昨今良く見かける様になった提灯タイプのソフトボックスです。
こちらのライティングアクセサリーですが、光を拡散させる事に関しては最適なパフォーマンスが得られる商品となっています。
直進性が高い事が特徴のLEDライトを最も効率よく拡散光に変換できるアクセサリーと言って過言ではないでしょうか。
施設内などでまんべんなく光を拡散させる用途に向いており、セッティング次第では光源一つでメインとなるキーライトと、影や陰影を緩和させるフィルライトの双方を兼ねる事も出来る働き者アクセサリーです。そんなこちらのランタン型ソフトボックスですが、今回は撮影考察シーンを2つ程用意しました。
撮考1 吊るして水平360度ライティング
天井からつるされた電球のそれが巨大な光源となる事でやわらかく、そして高演色な撮影用LEDの特性を併せ持つ照明となります。
想定としてはテーブルを囲んだ様々なシーンや向かい合った対談など出演者が複数人、周囲を囲むような状況下であればその全ての人物とテーブル上までまんべんなく光を拡散させる事が可能です。
どの角度からどの人物を撮影しても十分かつ理想的なライティングが、これを一灯で可能なのは正にこのランタン形状のみがなせる技と言えるでしょう。
またスタジオ人物撮影においても向かい合った人物の中心へ吊るす事で両者と背景紙へ、ある程度均一なライティングを一灯のみで行う事が出来ます。
こちらは別件で撮影協力をさせて頂いた際に軽くサンプル撮影をさせて頂いた写真。
向かい合った人物の両サイドにやわらかな陰影が出来ているのと、背景のトーンも自然な事が確認できるかと思います。
ストロボはAD300Proでの撮影でした。
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撮考2 ヘアメイク用ライトとして
私はメイクさん用になるべく実際の撮影環境に近い演色性のライティングスペースを設置しそこで施術をしてもらうのですが。
最近では白壁に向かってテーブルを置きその上に鏡をセットし、白壁へのバウンスを利用してモデルさんへフラットなライティングを作る事が多いです。
しかし人の顔はフラットではありませんので顔の側面に行くほど減光し視認し辛い事が言えます、しかしこちらのランタンでサンドイッチする事でどうでしょう。
これはですね、もはや死角なし、正直言ってメイク用ライトとしては100点満点です。
この上があるとすればもはやそれは実際の撮影と同一のモデファイヤーを使用したLEDライティングのみでしょう。
こちらのYouTubeレビューは以下になります。
以上、如何だったでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。
引き続きライティング関係の記事を投稿して行く予定です。
他、フリーカメラマンが撮影機材を考察するブログも宜しければ遊びに来て下さい。